発毛剤って知っていますか？
最近の毛髪業界では２つの言葉があります。
それは、育毛剤と発毛剤です。
もっというと養毛剤というのもありますよね。
育毛剤とは？
育毛剤とは今ある髪の毛を育てることが目的です。うぶ毛を立派な毛にすることを目的にしています。今まだ自分に毛があるという人には良いものです。
発毛剤とは？
いっぽう発毛剤とは髪の毛が無い所に毛を発毛させるというのが目的です。これはもはや医療の領域といっていい部分も多いので、AGAクリニックなどの病院でしっかり処方される薬を利用することが多いです。つまり、育毛剤と発毛剤の違いは 髪の毛がある部分にアプローチするか？髪の毛が無い部分にアプローチするか？
この違いがあるのです。
髪につける発毛剤
髪につける発毛剤で、一番有名なのは「リアップ」です。髪が抜けてしまう原因のひとつに男性ホルモンの増加があるのですが、その男性ホルモンの働きを抑える効果があるのがミノキシジルという成分です。リアップにはこのミノキシジルの成分が含まれたものを配合してあります。
ミノキシジルには男性ホルモンの働きを抑える働きと毛母細胞を活性化させる働きがあります。
この作用で発毛を助けてくれます。
但し効果が現れるのは最低6ヶ月以上かかるというのが基本なので、効果としてはすぐに期待はできません。
また、副作用などもありますし、効果も人それぞれなので、ミノキシジルが配合された発毛剤を使っても必ず効果が現れるとは限りません。
飲む発毛剤
経口薬、つまり飲んで発毛を促す薬もあります。プロペシアが有名です。リアップと同様に男性ホルモンの分泌を抑えて脱毛の進行を遅くするような働きがあります。男性型脱毛症の人に良く処方されます。
効果が現れ始めるのがこちらも半年以上かかります。しかしこちらの方は医師の処方箋のもと計画的に投与しながら計画を立てて使う方が多いです。
専門の病院などでは、経口薬と髪につけるミノキシジル成分配合のものを併用して発毛を行っている所もあります。これは病院の先生としっかり話し合いながら自分にあったものを見つけましょう。
臨床の結果でも、片方だけよりも両方を試している人の方がより発毛の効果が現れることが分かっています。